温故出新のうつわたち ~ 【滝室窯】石田裕哉

温故出新のうつわたち ~ 【滝室窯】石田裕哉

 熊本県阿蘇山の麓で、ろくろ成形したものを型にはめて整える「ろくろ型打ち」で生み出される滝室窯 石田裕哉氏の器。焼成や手成形によって偶然生まれる色の違いや、釉ムラ、たわみ、鉄粉の入り具合まで、手仕事ならではの魅力が溢れています。釉薬の濃淡によるグラデーションも美しく、一期一会の出会いが楽しめます。

 
 江戸時代後期に始まる賀集珉平による「珉平焼」など古い器から影響を受け、柄のインスピレーションは自然の草花、古い建築、中近東のオリエンタルな文様まで。
控えめでありながら自由で優しい佇まいを持つ唯一無二の器たちです。
 
 れんげを一口サイズのピンチョス風にご使用いただくと、普段の食卓が華やぎます。また人が集まる席にも品よくお使いいただけます。

 

■陶歴

1981年 熊本県阿蘇市一の宮町に生まれる
2006年 京都府陶工高等技術専門学校卒業
2007年 京都市産業技術研究所陶磁器コース卒業
2008年 京都にて修行
2010年 熊本県阿蘇市一の宮町に滝室窯開窯

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