「使う以上の意味を宿すプロダクト」と、その背景にある「作り手」の魅力。
本展示では、それらをあえて“伝えきらない”という余白を残すことで、福井という土地への興味と衝動を呼び起こします。
テーマは「穿(うが)つ視点」。
物事の本質を見抜く眼差しと、あえて斜めから眺めるひねくれた視点。
その両面を重ね合わせながら、福井をストレートには語らず、しかし確かに感じられる展示を構成しています。
空間には、福井のプロダクトと作り手を軸に、変化し続けるコンテンツと“伝えきれなさ”を演出として取り入れました。
会期中は3種のワークショップも開催予定。
「福井らしさって何だろう?」
その問いを、感じ、持ち帰ってもらえるような展示体験を目指します。