『形と影で魅せる』無駄を削ぎに削いだモノを良しとする価値観があります。しかし、時折、『この加飾がないと成立しない』というモノが存在するのも確かです。
【和 nagomi】はそういった作品を製作しているブランドです。
チープな印象を受ける故に、加飾されたモノを敬遠されていらっしゃる方に見てもらいたいブランドです。
ガラスという素材に漆の技法、蒔絵を施す。不思議とバランスの取れた作品の数々はハレの日用としてお使いいただきたいオススメの品になります。
3つの見どころ
①景色を表す模様
和nagomiにはVacation、憩の庭 Garden、月夜 moonlight right、3つのテーマが用意されています。作品はそのテーマに因んだ名前がつけられています。
②ガラスと漆
ガラスに蒔絵を施すことで華やかでありながら軽やかになります。和nagomiの酒器は従来の漆芸品の重厚なイメージにとらわれない、華やかで軽やかな酒器を目指しています。
③金沢の漆芸
金沢の漆芸は加賀蒔絵に象徴され、桃山時代の京都の巨匠五十嵐道甫がその技術を伝世したことに端を発しています。その基盤に新たな漆芸技術や意匠、造形表現が加えられてきたように、伝統的な技法を学ぶ一方で、現代感覚による新しい漆芸の創造を目指しています。