12月の企画展のご案内です♩
12月8日(金)~1月14日(日)
『吉祥の器~みかわち焼展』を開催いたします。
長崎県佐世保市のやきもの「みかわち焼」は、
平戸藩の歴代の藩主・松浦公のための器や献上品をつくる「御用窯」として、
採算を度外視したやきものを数多く残しました。
文様や絵柄のある器はすべて、一つひとつ手描きによるものです。
選ぶ楽しみ、組み合わせ取り合わせの楽しみ、さまざまな用途で使う工夫の楽しみ。
暮らしを彩る遊び方は無限です。
みかわち焼の豆皿をお楽しみください。
また、同会期中には『 豆皿展 』と称して
さまざまな窯元から豆皿が集結。
原田 譲
原田 譲氏の器は中国「宋代」に河北省で栄えた窯場『定窯』を本歌に、そこから技法・原料を探りながらの制作をされています。
『定窯』とは唐後期以来,おもに白磁を焼いた名窯です。
白い素地にクリーム色がかった透明釉をかけたものと,型押しや浮彫など彫文を施して透明釉をかけたものとがありました。
原田さんの作品からは当時の器の様子が偲ばれます。
四十沢木材工芸
四十沢木材工芸は山から与えられたたくましい木を、機械の正確さと迅速さによって無駄なく削りだし、手による繊細な磨きによって上質な手触りを生みだしています。
無垢の木に閉じ込められた100 年の力を100 年以上使えるよう削りだし、「木の麗しさ」を日常に提供したいと考えていらっしゃる工房です。
滝室窯 石田裕哉
熊本県、阿蘇山の麓で作陶する石田裕哉氏。
ろくろで挽いたものを型にはめて模様を写しとる「ろくろ型打ち」という手法を得意とされています。
花鳥風月など自然をモチーフとした柄と、全体的にゆるくほんわかとしたテイストを醸し出す、やさしい雰囲気をまとった器になっています。
新年を迎える準備を始める方も多いこの季節。
是非店頭へ足をお運びください♩
皆様のご来店、こころよりお待ちしております!