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北海道作家展【酒器揃え】

北海道作家展【酒器揃え】

 札幌の一角、とあるショップに並んでいた北海道で活躍される作家の作品の数々。今まで見たことのある作品とはどこか違う印象を受けました。
勝手なイメージかもしれませんが、北海道の厳しい自然、また、だからこそ生まれる豊かさこそがインスピレーションを作家に与えているのか・・・そう感じました。
 g KEYAKIZAKAではその時感じた印象のほんの一旦でもご紹介したく、「お酒を愉しむ」をテーマに展示しております。

・硝子/西山 亮

 色の調合とモールが美しい酒器。繊細なだけではなくしなやかさも感じられ、爽やかで優しい風合いが魅力です。コンセプトは「生活の中に潤いを感じられるガラスを創り続ける」。

その言葉通り、瑞々しい風貌は使われていない時でも光が生み出す影を見るだけで心が癒されます。また、少し色味のあるお酒を飲むときには他の素材では味わえない目で見る愉しみもガラスの器の良さ。
水滴のある一瞬を形にしたような作品の数々をご覧ください。

 

・錫/神座

 「神座」とは、神と人が一体となった宴の場。

神楽の語源とされるこの言葉に弊社のルーツ(=鋳物)を重ね生まれたブランドがKAMIKURAです。
 古来、酒の味をまろやかにするとされ酒器に重用されてきた錫(すず)を100%使用し鋳物の技で磨き上げた作品を展開しています。錫は、錆びたり腐食したりすることがありません。「錫の器に入れた水は腐らない」と言われ錫イオンの効果で殺菌・鮮度保持の能力があることから御神酒を入れる徳利などに用いられています。

 

・漆/瀬戸 晋

 手彫りの手触り感を大事にした吹き漆の器。
コンセプトは「使う人に意識させない自然で普通なカタチが好きで何気なく生活の横にいてくれるようなクラフトを作りたい。 」
その言葉通りの素朴な形状の器は、しかし、持った時の手に馴染む感じ、口当たりのやわらかさはお酒の味を愉しむ時間に大いに働いてくれます。

 

・陶/蔦井 乃理子
 泥彩(でいさい)と銀彩の酒器。

ハレの日とケの日、どちらにも使いたくなるシンプルな形状の注器と酒杯。
器本体のモノトーンと、その上にあしらった銀彩。更にハンドルの真鍮の色とあいまって、1つの器の中にコーディネートが成立しモダンな印象を与える作品です。
 これらの作品は外側だけ見ると陶器のようですが、本体は磁器で製作されています。性質上、吸水されることはないため、どのようなお酒を選んでいただいても、味わいへの影響なくご利用いただけます。

 

・木/福永 浩太
シラカバの木を丸ごと使ったボトルクーラー。
綺麗なシラカバの白い樹皮、北海道の自然の中で育った「シラカバ」を感じてもらいたい、そんな願いをこめた作品です。
 このボトルクーラーは白樺の綺麗な樹皮をグラデーションにしたタイプ、白樺ならではの優しい雰囲気でテーブルを彩ります。都会的ではない牧歌的な雰囲気を持つので、最近よく耳にする「自然派ワイン」「ビオワイン」「ヴァン・ナチュール」など、ワインのセレクトをされた際に、お酒を愉しむ時間をより豊かにしてくれるでしょう。              

 

お酒を愉しむ時間に、北の彩を足してみるのも趣向の一つとなるのではないでしょうか。
北海道の雄大な自然が育んだ作家の作品をぜひ、ご覧ください。