バスエッセンスとは?「本物」の香りはギフトにおすすめです

香りが良くスキンケアもできるバスエッセンスは、贈った相手に喜ばれやすくギフトとして高い人気があります。天然の素材をたっぷりと使ったバスエッセンスは、数ある入浴剤のなかでも高級感のあるアイテムです。本物志向のあの方にバスエッセンスを贈ってみませんか。

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バスエッセンスとは

バスエッセンスとは、花やハーブ、果実、樹木などから抽出した、天然のエッセンシャルオイル(精油)と、保湿作用のある植物性のオイルなどを配合した入浴剤のことです。
液状タイプのバスエッセンスが多く、まれにパウダータイプなどもありますが、どちらも溶けやすくお湯に入れると白濁するものが多いです。
バスタブに張ったお湯にバスエッセンスを入れて、透明なお湯が緩やかに白濁していく様子を見ているだけで、日々の緊張がほぐれて穏やかな気持ちになっていきます。

 

バスエッセンスの効果

バスエッセンスに使われている香り成分は、天然の植物から抽出しているため、香りによるリラックス効果やリフレッシュ効果、血行促進など人の心と体へ作用します。季節やその日の気分によってバスエッセンスを変えるのもおすすめです。


エッセンシャルオイルは、単独で使用するよりも複数のオイルをブレンドして、メーカーやブランド独自の香りを作り出していることが多いです。複数のエッセンシャルオイルをブレンドすることにより、香りが複雑になり奥行きが出て、さらにエッセンシャルオイルの作用をかけ合わせることができます。また、天然のエッセンシャルオイルを使用すると、人工的に作った香りと比べて、バスエッセンスの香りが長持ちすることもあります。


さらに、バスエッセンスには植物から採取したオイルやスクワラン、ハチミツなど肌の乾燥を防ぐ保湿成分を配合しているので、湯上り後の肌の水分の蒸発を防ぎ、乾燥せずしっとりとなめらかになるなどスキンケア効果も期待できるのです。


バスエッセンスを入れたお風呂に入るだけで、背中など自分では手が届かない部位も含めて、手軽に全身を保湿できます。空気が乾燥する寒い季節などには特に嬉しい効果です。また、バスエッセンスを入れることでお風呂のお湯が柔らかくなり、肌あたりが優しくなります。

 

バスエッセンスの使い方

使い方はとても簡単です。バスタブに好みの温度のお湯を張り、バスエッセンスを適量入れて軽く混ぜ、お湯を均一にして入浴するだけです。リラックスしたい時と、リフレッシュしたい時ではお湯の温度を変えるとより効果的とされています。


「日本浴用剤工業会」のHPによれば、活動的になりたい時は42~44℃で短時間の入浴、落ち着いた気分になりたいときは35~38℃にゆっくりとつかることが紹介されています。しかし、体に負担のない温度で入るようにして、特に熱すぎるお湯での長湯は厳禁です。また、香りが良いからとバスエッセンスを多量に入れるのではなく、商品ごとの適量で使用することも大切です。


お風呂以外での使用方法は、洗面器やバケツ、洗面台の洗面ボウルに適温のお湯を張り、手浴や足浴をするのもおすすめです。体を温めたいけど、バスタブにお湯を張る時間がない場合や、在宅ワークの際の気分転換にもなります。


また、バスエッセンスは天然の成分を多く使っていますので、蓋をしっかりと閉めて、直射光や高温・多湿を避けて保管し、早めに使い切るのもポイントです。妊娠中や授乳中、乳幼児、持病やアレルギーがある方は使用を控えたほうが良い場合があります。シトラス系のエッセンシャルオイル配合のものなどは光毒性の心配が考えられますので、注意書きや説明書などを確認して使用しましょう。

 

バスエッセンスに使われる主な香り

バスエッセンスに使われる代表的なエッセンシャルオイルをご紹介します。香りの好みは人それぞれですので、効能だけで選ぶと苦手な香りにストレスを感じて逆効果になることも。バスタイムを楽しむには、好みの香りを選ぶことも大切です。


ラベンダー(真正ラベンダー)


エッセンシャルオイルのなかでも最もポピュラーなラベンダーは、睡眠をサポートする香りとして有名です。柔らかい紫の花が頭に浮かびますが、ハーブの一種で、フローラル調の甘さとハーブの爽やかさが調和した香りです。緊張や不安、イライラした気分をほぐしてくれるリラックス効果があります。また、高い鎮静作用を持つため、筋肉痛や頭痛などの緩和にも利用されます。心を落ち着かせて自律神経のバランスを整える効果も期待されます。

ベルガモット

人気の紅茶、アールグレイティーのフレーバーに使われているため、香りが思い浮かぶ方も多いでしょう。イタリア原産のミカン科の植物、ベルガモットの果実の皮から抽出され、フレッシュで爽やか、そして青みを感じるシトラス系の香りです。高い鎮静作用があり、ラベンダーと同じく不安や緊張を和らげてくれます。同時にその清々しい香りは、気持ちを明るく上向かせてくれる、リフレッシュ効果も期待できます。

ティーツリー

古くから万能薬としてオーストラリアの先住民、アボリジニに薬として利用されてきたティーツリー。エッセンシャルオイルとしての歴史は短いのですが、その効能から世の中で広く利用されています。シャープで爽快感のある独特のスパイシーな香りは、薬のようでもあり好みが分かれそうです。疲れた頭をスッキリとリフレッシュさせ、やる気をアップさせてくれます。また強力な抗菌力で、部屋の空気の浄化や風邪などの感染予防、防虫効果などが期待されます。

ゼラニウム

ピンク色の可憐な花を咲かせ、観賞用としても人気の植物です。ローズに似たフローラル系の華やかさのなかに、青みのあるハーブ感を感じる香りです。女性のホルモンバランスの乱れからくる、精神的に沈んだ気持ちやイライラを緩和すると言われています。自律神経のバランスを整え、気持ちを穏やかに前向きにする効果も期待されます。

ローズ

抽出方法の違いから、ローズ・オットーとローズ・アブソリュートに分けられます。特にローズオットーは、手摘みしたバラの花を水蒸気蒸留法という方法で抽出します。3000〜4000kgの花から、わずか1kgほどしか抽出できず、非常に貴重で高価なエッセンシャルオイルです。華やかで優雅な甘く瑞々しい香りは、香りの女王とも言われるほどです。女性ホルモンに似た働きをすることから、女性特有のトラブルの緩和に効果があると言われています。また、その芳醇な香りは、多幸感を感じたり、気持ちをポジティブにするのに役立ちます。

ペパーミント

ガムなどの食品や歯磨き粉、芳香剤や洗剤などの香りとして馴染み深く、スーッとした清涼感があり、どこか甘さを感じるクールな香りです。近年は暑い季節に天然の成分でひんやりとした気分を味わえると、暑さ対策として利用する人も増えてきました。風邪や花粉症などのぐずつく鼻の通りを良くする効果が期待できます。また、頭をスッキリとクリアにするリフレッシュ効果や、眠気を抑える効果、ストレスを緩和する鎮静作用もあるとされています。

ローズマリー

料理や菓子にも使われる、ポピュラーなハーブの1つです。その花や葉から抽出されるエッセンシャルオイルは、ハーブ系の青みのあるフレッシュでシャープな香りがします。頭をスッキリとさせて、記憶力や集中力を高めるため、勉強や仕事の際にピッタリなエッセンシャルオイルです。気持ちを高揚させるリフレッシュ効果や、物事への意欲を高める効果なども期待できます。

カモミール・ローマン

カモミールはハーブティーとしてよく知られていますが、お茶に使われるのはカモミール・ジャーマンが一般的で、カモミール・ローマンとは異なります。カモミール・ローマンのエッセンシャルオイルはリンゴの様な甘酸っぱいさわやかな香りです。その香りにはリラックス効果やストレスをほぐす効果があると言われています。心と体、両方の緊張を和らげ、健やかな眠りへと導いてくれます。

ジャスミン

ローズと同じく、大量の花からわずかしか抽出できず、貴重でたいへん高価なエッセンシャルオイルです。華やかで濃厚なエキゾチックさを感じる香りは、少量でもしっかり香ります。抗うつ作用があるとされ、落ち込んだ気分を高揚させて、精神を安定させてくれます。リラックス効果や幸福感にもつながる香りです。また、肌の保湿効果があると言われており、スキンケアにも利用されています。

ヒバ

別名アスナロとも呼ばれ、木材として建物やインテリアにも利用されています。日本固有の植物で、エッセンシャルオイルは和精油として人気があります。森林浴をしているような深みのあるウッディ系の爽やかな香りです。鎮静効果があるため、緊張した精神を落ち着いた気分に導き、ストレスの緩和や睡眠の質を上げる効果が期待できます。また、肌の保湿効果や血行促進効果もあると言われています。

ヒノキ

高級木材として知られる樹木です。建築用の建材やヒノキ風呂だけでなく、近年はヒノキを数センチの球状に加工したものが、防虫や癒し効果があるとして人気を集めています。爽やかで少し甘さのある落ち着いた木の香りです。そのフレッシュな香りは、穏やかな気分に導くリラックス効果と、気分転換ができるリフレッシュ効果もあり、自律神経のバランスを整えてくれます。さらに血行を促進するため、だるさや冷え性の緩和にも効果が期待されます。

クスノキ(カンファー)

防虫効果のある樟脳(しょうのう)の原料でもある樹木です。エッセンシャルオイルは抽出温度によって数種類採取できますが、毒性のないホワイトカンファーのみ使用します。樟脳から想像される特有の刺激的な香りは弱めで、爽快感のあるウッディ系とハーブ系の両方が感じられる香りです。頭をスッキリとさせて集中力を高め、同時に緊張した神経を鎮静させる効果もあると言われています。心のバランスを整えて気持ちを安定させてくれます。

バスエッセンスに使われる主な保湿成分

バスエッセンスには、保湿成分として植物から採れる天然のオイルが配合されていることが多くあります。その中でもよく使用されているものを3つご紹介します。

ホホバオイル

ホホバは砂漠などの過酷な環境で育つ植物で、そのホホバの種を絞って採取されるのがホホバオイルです。ワックスエステルというホホバオイルの主成分は、人の皮脂にもほぼ同じ成分が含まれており、肌馴染みがとても良いという特徴があります。肌の水分の蒸発を防ぐため高い保湿効果があり、豊富に含まれるビタミン類などの栄養成分が肌をしっとりと健やかに保ちます。

オリーブオイル

食卓やスキンケアまで幅広く使われているポピュラーなオイルのひとつです。主成分のオレイン酸は肌への浸透力が高く、肌のうるおいを守り柔らかさを保つスクワランやβカロテンが含まれます。また、肌のハリと艶を保つ効果やアンチエイジング効果が期待されるビタミンEなども含まれています。

米ヌカ油

その名の通り、米ヌカから抽出されるオイルです。米油、米胚芽油、ライスブランオイルなどとも呼ばれています。近年、食用の健康効果だけでなく、その高い美容成分に注目が集まってきました。ビタミンEのなかでも特に抗酸化作用が高いトコトリエノールや、血行促進効果のある成分が含まれています。また、肌の水分を保って保湿力を上げ、なめらかで柔軟性のある肌に導いてくれます。

バスエッセンスの選び方

贈り物として人気のバスエッセンスは、女性へのギフトと考えがちですが、良い香りや豊かなバスタイムは誰もが好むもの。日頃お世話になっている方や、ご自分用としても選んでみませんか。

香りで選ぶ

ギフト用のバスエッセンスは、好みの香りが分からない場合は、相手が普段使っている香水や好きな食べ物、飲み物などから探ってみましょう。商品によっては、活動的になれるものや心地良い眠りを誘うものなど、用途が分かるネーミングのものもあります。それでも迷う場合は、柑橘系やミント系など、普段の生活のなかに自然と溶け込んでいる香りのものや、様々な香りがセットになったバスエッセンスを選ぶのも一つの方法です。

パッケージで選ぶ

シンプルなボトルやデコラティブなボトルに入ったものなど、好みのパッケージのバスエッセンスなら、お部屋やバスルームに置いておくだけでも楽しい気持ちになれます。高級感のあるパッケージなら満ち足りた気分になれそうです。贈る相手の服装や持ち物などで好みの傾向をチェックするのはいかがでしょうか。

価格で選ぶ

毎日のように使うなら、続けやすい価格であることも大事です。バスエッセンスには多くの商品があるため、予算に合わせて選ぶことができます。ギフトとして贈る場合や、ときどきの気分転換として使用する場合は、多めに予算を立てられると良いです。商品の価格が上がるとオーガニックのエッセンシャルオイルや、精製度の高い植物性のオイルを使用したものなど、より質が良い素材を使っていることが多いからです。

ブランドで選ぶ

ギフト用なら贈る相手が愛用している、または憧れのブランドを選べば間違いないでしょう。相手の好みが分からず、どれにするか迷う場合には、様々なブランドやメーカーが出している人気の高いバスエッセンスを選ぶのもおすすめです。定評のある商品なら、口コミなどを参考にできます。

おすすめのバスエッセンス

BATH ESSENCE HIBA(ヒバ)/KITOWA

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紗栄子さん

Youtubeのおすすめアイテム紹介動画内で紹介されています。

NCT YUTA(中本悠太)さんはKITOWAのフレグランスを紹介

バスエッセンスではありませんが、ラジオ内でKITOWAのフレグランスを紹介されています。

バスエッセンスを贈りましょう

バスエッセンスは、日常生活のひとコマを非日常へ誘ってくれるアイテムです。大切な方へのギフトやご自分用にバスエッセンスを選んでみてはいかがでしょうか。

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